普通のお葬式と比べると、家族葬の場合は祭壇もやや小さめになると思います。金額にもよりますが、祭壇だけだと見た目に少しさびしい印象にあるでしょう。「もうちょっと見た目華やかにしたい!」という場合は、生花(または花輪)や盛り籠を追加するといいでしょう。

父のお通夜・告別式では、親戚が「花輪と盛り籠を出すよ!」と申し出てくれました。花輪や盛り籠は葬儀屋さんに追加で頼みますが、

  • 何を(生花?花輪?盛り籠?)、いくつ
  • 誰の名前で?

という情報が必要です。「誰の名前で?」というのは1つの花輪を複数人の連名でとか、「○○一同」でとか、個人名で、とかできます。会場のバランスや金額の人数割りとかいろいろ考慮の上、数を決めて頼むといいです。

花も盛り籠も基本的に、祭壇の横に1対になるようにします。だから基本的に数は偶数で注文…ですが、親族以外に故人の勤務先とか故人の子供の勤務先が別途出す事もあるので奇数になることもあるのでは?

果物の盛り籠よりも花の方が見栄えがします。でも花ばかりするよりはいくつか盛り籠にして、親族が帰る時に持って帰ってもらうといいでしょう。

うちの父のお葬式の時は、親族からの分は葬儀社の電話番号を伝えて、数をとりまとめてくれた親族が直接電話で注文。支払いはうちでまとめて支払って、告別式の後に親戚から香典とは別に頂きましたよ。

祭壇が寂しいから親族の名前を借りて、喪主が全額持つという家もあるらしいですね。そのへんは一族のしきたりみたいになってると思うので、するかしないか、するなら誰がお金を出すのか?あらかじめはっきりさせておくべきですね。