お坊さんの枕経が済んで、葬儀社との打ち合わせ開始。決める事がたくさんあります。覚えておく事が一度聞いただけでは覚えきれないくらいたくさんあるので、家族の誰かが書記役をしてメモをとった方がいいですよ。

  1. 葬儀プランの選択
  2. 葬儀のオプション選択
  3. 会葬御礼品の選択と数
  4. 通夜ぶるまいの内容と数
  5. お葬式の昼のお斎、精進落としのメニュー、数

など。

  • 何をいつまでに決めるか
  • 各料金の支払いの金額、誰に何時渡すか
  • こちらがしなければいけない手続きは?

これらを忘れないように、メモを取りましょう。

料金・内容等、不明な点は後回しにしないこと。全部この場で聞いた方がいいです。やりたい事、要望等あればそれもこの場で伝えましょう。

打ち合わせ終了時に、選択したプランとオプションで計算した見積書が渡されると思います。金額等やよくわからない項目があれば確認するといいですね。

1.葬儀プランの選択

これは葬儀の基本プランの選択です。お通夜・お葬式をあげるのに基本的に必要なものがセットになってます。料金によって祭壇のグレードが違います。たいていはパンフレットや写真があるので、それを見ながら決めます。

棺なども葬儀プランに入ってますが、もっとグレードアップしたい人はオプションで選択する事もできます。

2.葬儀オプションの選択

葬儀プランに入っていないサービスを追加できます。うちの場合は、

  • 火葬場へのマイクロバス
  • 葬儀会場へ泊まるための寝具レンタル
  •  湯灌

などが基本プランに入ってなかったので頼みました。お通夜・葬儀会場が葬儀社のセレモニーホールだったら、寝具などは用意されているのかもしれません。でもうちの場合は、近所の公民館でしたから。会場に泊まる人数分の寝具をレンタルしました。

湯灌はやはり母のこだわりですね。

3.お通夜の供養品と会葬御礼品の選択と数の決定

家族葬ですから、お通夜やお葬式に来てくれた人達から香典は頂きません。とはいえ、手ぶらで帰ってもらうというのも…。ということで、お通夜で渡す供養品とお葬式で渡す会葬御礼品は通常のお葬式と同じように渡しました。

どちらもパンフレットが用意されていて写真を見ながら選べました。ハンカチとかコーヒーや紅茶、お茶などなど。あらかじめ決まった数を買い取るわけではなく、使った分(会葬者に渡した分)を後から精算でした。

とはいえ、およそどのくらい必要かというのは聞かれます。足りないのは困りますから、少し多めに頼んでおきます。「お通夜・お葬式にそれぞれ何人ぐらい集まるか」というのは予想が難しいですが、「親族を含めてどのくらいの人達に声をかけるか?」で考えるしかないと思います。

4.通夜ぶるまいの内容と数

「家族葬で通夜ぶるまいをするか?」という話ですが、うちは一応小規模にやりました。お通夜に来る親族の人数分+α程度の寿司折りを用意して、後は個包装されたお菓子を準備。飲み物はお茶(ご近所の奥様方が中心でお酒を飲まないから)。

少々しょぼくても、家族葬ですから香典を遠慮してます。文句を言われる筋合いもありません(笑)。お開きで余った分は、皆さんに持ち帰って頂くということで。

お菓子は自分達で近所のお店に買い出しに行ったので、葬儀社には寿司折りの手配だけお願いしました。

4.お葬式の昼のお斎、精進落としのメニュー、数

お葬式の開始時間がお昼過ぎでした。精進落としは夕方に近い時間帯に。遠方から来た親族が夕方まで何も食べずにというわけにはいきません。

というわけでお昼用の寿司折りと、精進落としのメニューを選択。打ちあわせ時点ではまだ出欠がはっきりしない親族もいました。そのためメニューと数の決定は連絡リミットぎりぎりまで待ってもらう事にしました。