お通夜・お葬式の親族への連絡。今時だと、メール連絡もありだと思いますか?はっきり言います。なしです(笑)。メールだと相手が読んだか読んでないかわからないでしょ?だから親族への連絡は、基本的に電話にしましょう。

会場名や会場までの地図なんかは、メールで案内する方が便利だと思いますけどね。出欠確認は電話ですよ。

とにかく親族に関しては、「亡くなった」ということだけは早めに伝えた方がいいです。遠方や高齢等の事情でお通夜・お葬式に来る事が出来ない人もいます。そういう人は弔電の用意をするかもしれないし、来るつもりの人は社会人なら有給をとる心づもりが必要だし、喪服の準備やら移動の準備やら段取りを考える時間がある方がいいですから。

葬儀社との打ち合わせで、お通夜・お葬式の日時が決まったら詳細を連絡します。

  1. お通夜・告別式の日時と場所(会場の名前、住所、電話番号等)の連絡
  2. いつ来るか?確認
  3. いつまでいるか?の確認

この3点をおさえましょう。

1のお通夜・告別式の日時と場所は、当然知らせますよね。その際、直接会場に来るのであれば、会場の名前、住所、電話番号、最寄駅等伝える必要があります。

「電話番号まで必要か?」と思うかもしれませんが、判っている方がベター。親族には年配の方もいるでしょうから、全員が全員携帯電話を持っているとは限りません。電車が遅れたり、道に迷った時にこちらから連絡できなくても、相手から連絡できる状況であれば問題なし。会場の電話番号か、喪家の代表者の携帯電話の番号は知らせておくと便利だと思います。

「駅で待ち合わせだから大丈夫!」と思っても、都会だと同じ駅名がJRと私鉄と地下鉄と…みたいに複数あれば、地方の人はうっかり迷います(笑)。あまり来た事がない遠方の親戚は要注意ですよ。よくわかってる側は「当たり前の事」だと思って気遣いが足りないことがありますから。

意外と会場の正式名称を伝え忘れたりもしますよ。私の母なんか、いきなり道順を説明してましたから(笑)。タクシーで来る時は必要ですから、会場名と住所を伝えるのを忘れないように。

2の「いつ来るか?」の確認は、食事と寝具の用意に関係してきます。お通夜から来て泊まるなら寝具の用意が必要。会場に泊まるか、家に泊まるか。それによって準備も変わってきます。泊まらないなら、通夜ぶるまいの一部を持ち帰り用にするとか。朝食の準備もありますよね。

3の「いつまでいるか?」も、基本的にお料理の都合です。初七日法要後の精進落としに参加できるかどうか。その人数を把握しないと、お料理を頼む数が変わってきます。

お葬式だけ出て帰る親族がいる場合は、持ち帰り用のお料理を用意します。その数も把握しなければいけないので。

自分が親族のお通夜・お葬式に参加する場合も、「何を確認して、何を伝えなければいけないか」といえば上記3点をおさえておけば大丈夫。あまりギリギリまで迷って連絡が遅くなると、喪家も困りますからね。